Christina Skarpari
Kypros
キプロスの伝統を守るデザイナーと研究者
Christina Skarpari
伝統的な刺繍で知られる小さな村、フィティに強い絆を持つクリスティーナ・スカルパ
リは、研究と実践を通じて自身の伝統を再発見し、島の山間部の村々に住む人々とのつながりを深めています。
"私が考えるコミュニティとは、「伝統的な」農村部と「非伝統的な」都市部の両方から人々が集まり、周期的にコミュニティを形成し、固定されたコミュニティの間を行き来しながら、形あるものだけでなく、価値観やアイデアを共同で創造し、共有することです。"
クリスティーナは、キプロスの文化に浸透している「他者」という切り離された感覚をなくすために、2013年にザルキス・フェスティバルを立ち上げ、島に住む多様なコミュニティを団結させました。
"人間は、時間、空間、資源が与えられれば、コミュニケーションを形成できる素晴らしい能力を持っています。アート、デザイン、モノづくりには、物事を改善する力があるだけでなく、特にキプロスのような激動の過去を持つ場所では、人間関係や状況を変化させることができると思います。"
"私が学んだ重要なことは、ここでの時間が不可欠だということです。特に、伝統を知る人々が高齢化して少なくなり、既存の支援にも限界がある中で、絶滅の危機に瀕している慣習を保存し、活性化させることは非常に重要です。"
The Walking Societyは、世界を進歩させ、変化させていくために活動するバーチャルコミュニティです。より良い世界を築くことを目的に個人や集団がエネルギーと想像力を使い、アイデアや解決策を探っています。
The Walking Society第11号では、地中海で3番目に大きな島、キプロス島を紹介します。キプロス島は中東の玄関口に位置し、東西を結ぶ要所となっているため、古くから侵略の対象とされてきました。この島の歴史は、社会的動乱と異なる文化の積み重ねから成り立っており、複雑なアイデンティティと神秘的なエッセンスを持ち合わせています。
Walk, Don’t Run.
限定ノベルティ
* 税込49,500円以上、かつバッグをご注文のお客さまが対象となります。
* なくなり次第終了となります。